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山中湖のホテルで「日本酒ディナー」 山梨の地酒をコース料理に取り入れ

日本酒ディナーコース「Terroir Yamanashi~Sake Gastronomy~」

日本酒ディナーコース「Terroir Yamanashi~Sake Gastronomy~」

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 富士マリオットホテル山中湖(山梨県山中湖村)のレストラン「Grill & Dining G(グリル・アンド・ダイニング・ジー)」が12月1日、日本酒ディナーコース「Terroir Yamanashi~Sake Gastronomy~(テロワール・ヤマナシ・サケ・ガストロノミー)」の提供を始める。

カクテル「Yamanashi Mulled Wine」

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 全ての料理に山梨県産の日本酒と旬の冬食材を取り入れた同コース(1万4,000円)。県内の酒蔵で作られた地酒をペアリングではなく料理の一部として使い、純米酒や酒かす、いり酒などをカニやホタテといった冬の味覚と組み合わせて味わえる構成とした。料理に合わせて、県産ワインを使ったカクテル「Yamanashi Mulled Wine(ヤマナシ・マルド・ワイン)」やモクテル「Chocolat Houtou(ショコラ・ほうとう)」も提供。併せて、同ホテルのコラボ宿泊プランも販売する。

 コースメニューは、「富士ヶ嶺ポークと冬野菜のミルフィーユ 笹一 純米吟醸 甲州夢山水のクリームソース」「カボチャのポタージュ 武の井 純米 ひとごこち風味 ホタテ貝の炙(あぶ)り添え」「甲斐サーモンとオマールエビの酒蒸し金盃 養老で みりんで煮たビーツと柚子(ゆず)の香り」「七賢 本醸造 甘酸辛苦渋のムース 季節のフルーツ添え」など11品。

 メニューを監修した同ホテルシェフの村上俊明さんは「山梨といえばワインの印象が強いかもしれないが、実は日本酒の名醸地でもある。今回のコースでは、県内の酒蔵が手がける多彩な地酒を『飲む』のではなく、『食べる』という新しいアプローチで表現した。日本酒のうまみや香りは冬の食材と相性が良く、料理に奥行きと余韻が生まれる。山梨の冬の恵みを、ぜひ五感で楽しんでもらえたら」と話す。

 同コースの提供時間は18時~21時(土曜と特定日は17時30分~)。2月28日まで(12月31日から1月2日を除く)。

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