
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団のオーケストラ公演が9月5日、富士市文化会館ロゼシアター(静岡県富士市蓼原町)大ホールで開催される。
同楽団は、ショパン国際ピアノコンクール本選などでの演奏で国際的に広く知られている1901年創設のポーランドの国立オーケストラ。今回が初来日となるアンナ・スウコフスカ-ミゴンさんが指揮を担当し、ピアノは牛田智大(ともはる)さんが務める。演奏曲目は、ソロ楽器奏者とオーケストラの掛け合いのような演奏が見どころの名曲「ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 op.11」と、親しみやすいメロディーが特徴のオーケストラ公演の定番曲ともいえる「ドボルザーク:交響曲第9番 ホ短調 op.95 『新世界より』」を予定する。
同公演は文化庁の「劇場・音楽堂等における子供舞台芸術鑑賞体験支援事業」であることから、小学生から18歳までの子ども165人を無料招待する。同伴者(保護者)は子ども2人につき1人まで半額でチケットを購入できる。
富士市文化振興財団の篠原正人さんは「迫力のある海外オーケストラの公演。子どもたちにとって本格的な鑑賞体験のきっかけになれば。子どもから大人まで、ぜひこの機会に皆さんで足を運んでもらえたら」と来場を呼びかける。
19時開演。料金は、S席=一般1万1,000円・学生5,500円、A席=一般8,800円・学生4,400円(全席指定、未就学児入場不可、学生は25歳以下対象)。チケットは6月29日10時から、ロゼシアター公式サイトで販売(先着順)。