東京都内でソメイヨシノの開花が発表され、富士山周辺地域でも春のお花見シーズンに向け各所で準備が進められている。富士山周辺は標高が高いこともあり、東京都内と比べ遅めの開花となる。

　日本気象協会の発表によれば、今年の桜（ソメイヨシノ）の開花日は平年より1日～3日早い所が多く、甲信地方では平年より4～5日早い所が多くなる見込み。

　3月23日17時現在、身延山久遠寺（山梨県身延町）のシダレザクラが咲き始めており、3月下旬～4月上旬が見頃となる。

　その他はまだ咲いておらず、各地の予報は、富士仏舎利塔平和公園（静岡県御殿場市）のソメイヨシノ、シダレザクラ、ヤエザクラ＝3月下旬～4月中旬。大石寺（静岡県富士宮市）のシダレザクラとソメイヨシノ＝4月上旬～4月中旬。狩宿の下馬桜（同）のヤマザクラ＝4月10日～4月20日。冨士霊園（静岡県小山町）のソメイヨシノ、フジザクラ＝4月中旬 。河口湖畔（山梨県富士河口湖町）のソメイヨシノとフジザクラ、冨士御室浅間神社（同）のソメイヨシノ＝4月中旬となっている。

　桜の開花に合わせイベントも開催。広見公園（静岡県富士市）では3月29日に「第14回広見さくらまつり」、富士山本宮浅間大社（静岡県富士宮市）では4月1日に「浅間大社桜花祭」、パノラマロード沿い桜並木（静岡県裾野市）では4月12日・13日に「第3回富士山すそのパノラマロード菜の花＆桜まつり」、秩父宮記念公園（静岡県御殿場市）では4月12日・13日「第13回御殿場桜まつり」、河口湖畔（山梨県富士河口湖町）では4月11日～19日に「富士･河口湖さくら祭り」などを予定。