
11月15日に始まる全国的な狩猟解禁を皮切りに、全国各地で冬の「ジビエ」の本格的なシーズンが到来します。
鹿肉の生産拠点として昨年実績で県内外飲食店へ1,409kgを供給する山梨県では、有害鳥獣の有効活用の観点で、県内で捕獲された鹿肉を安全・安心な形で県内及び全国に供給できる体制を整備しています。また、「やまなしジビエフェア2025」を通じて、本格的な需要期となる冬のジビエのシーズンに様々な取り組みを展開してまいります。
令和7年11月15日(土)~令和8年2月15日(日)
山梨県内で捕獲された鹿は、県内5カ所の生産拠点(やまなしジビエ認定施設)に集められ、県内外でジビエメニューを提供する飲食店や宿泊施設に供給されます。現在も2施設が認定のための手続きを進めています。
冬はジビエの本格的な需要期となり、ニーズが高まることから、これからも安全・安心な鹿肉の供給に努めていきます。
<やまなしジビエ認定施設>
-
早川町ジビエ処理加工施設(早川ジビエ)-
富士河口湖町ジビエ処理加工施設-
明野ジビエ肉処理加工施設(八ヶ岳ジビエ)-
丹波山ジビエ肉処理加工施設(タバジビエ)- ふじさんジビエ
※やまなしジビエとは
捕獲したニホンジカをジビエとして活用を進めるため、シカ肉の安全・安心を担保する県独自の「やまなしジビエ認証制度」を設けています。県が指定した施設で処理し、基準を満たしたシカ肉を「やまなしジビエ」として認証しています。
やまなしジビエのおいしさを山梨県内外の方々に堪能していただくため、県内のレストラン・飲食店・宿泊施設16店が参加する消費者向けイベント「やまなしジビエフェア2025」を令和7年11月15日(土)~令和8年2月28日(土)まで開催します。
冬ジビエの季節到来に合わせ、山梨県が推進する安全・安心なジビエの魅力を発信します。合わせてフェアを開催し、山梨県独自の認証制度によるジビエ普及活動を展開します。
【実施概要】
開催期間:令和7年11月15日(土)~令和8年2月28日(土)
開催場所:山梨県内各地(やまなしジビエ提供飲食店)
参加飲食店:全16店
詳細は、特設ホームページをご覧ください。
https://www.pref.yamanashi.jp/oishii-mirai/contents/rich_environment/gibier.html
参加店舗一覧
黒猫亭住所:山梨県甲府市丸の内2-13-15
炭・肉と旬野菜 Kazan住所:山梨県甲府市丸の内2-1-8駅前銀座ビル1階
TEL:055-223-0101
ビストロ メゾン・ド・ルージュ住所:山梨県甲府市丸の内1-14-10 内藤ビル1階B
TEL:055-268-3331
ブラッスリー 山梨住所:山梨県甲府市中央1-6-4芳野ビル1階
TEL:055-231-5272
ristorante koen住所:山梨県甲府市中央二丁目12-9高善ビル1階
TEL:055-244-5511
喜多八住所:山梨県山梨市上神内川1492
TEL:0553-22-0491
キュイエット住所:山梨県韮崎市穂坂町三ツ澤1129
TEL:0551-23-1650
いろいろ料理ことぶき住所:山梨県南都留郡富士河口湖町精進1049
TEL:0555-87-2303
KAWAGUCHI-DOG住所:山梨県南都留郡富士河口湖町船津6713-22
星のや富士住所:山梨県南都留郡富士河口湖町大石1408
TEL:0555-76-5050
レストラン ベルビュー住所:山梨県南都留郡富士河口湖町勝山511
TEL:0555-83-2211
ヴィラ雨畑 Restaurant「Bistro三角(misumi)」住所:山梨県南巨摩郡早川町雨畑699
TEL:0556-45-2213
古民家カフェ鍵屋住所:山梨県南巨摩郡早川町奈良田1064-43
TEL:0556-20-5556
ジビエミニレストランやまと住所:山梨県南巨摩郡早川町草塩503
TEL:0556-48-8086
富士マリオットホテル山中湖「Grill&Dining G」住所:山梨県南都留郡山中湖村平野1256-1
TEL:0555-65-6400
タバジビエ住所:(キッチンカー)
TEL:0428-88-0789
令和7年度県民の日記念行事「小瀬会場」では、やまなしジビエをもっと身近に、より多くの人に知ってもらうことを目的として、ジビエ料理に触れていただく機会を提供します。
- 日時:令和7年11月16日(日)午前10時~午後3時30分
- 会場:小瀬スポーツ公園(甲府市小瀬町840)
- 出店:
タバジビエ(やまなしジビエ認定施設)
- 内容:鹿バーガー、鹿コロッケ、鹿竜田あげ、鹿ソーセージ等の販売

令和6年度の県民の日の様子
【参考情報】
(開催の背景及びイベントの魅力)
有害鳥獣による農林業被害が深刻な状況が続いている昨今、捕獲したシカの有効活用と、環境問題・SDGs・エシカル消費の観点からジビエ利用の拡大が求められています。「やまなしジビエフェア2025」では、安全・安心なやまなしジビエを通じて、環境保全と地域資源の有効活用を推進し、持続可能な社会を目指します。
同フェアでは、山梨県独自の認証制度による安全・安心なジビエ提供や全国ジビエフェアへの参加、やまなしジビエ認証鹿肉を使った多彩な料理の提供などを行います。11月16日には「令和7年度県民の日記念行事」でジビエ料理を提供するなど、地域と連携した取り組みも展開します。
(県の想い)
山梨県ではジビエの認知度向上と消費拡大、環境保全、地域資源の有効活用を目指しています。ジビエの消費拡大を通じて、農林業被害の軽減、環境保全、持続可能な地域社会の実現に貢献していきます。