須走で「富士山登拝ウォーク」「須走富士講車座会議」初開催

須走から望む夏の富士山

須走から望む夏の富士山

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 須走まちづくり推進協議会は7月1日、「富士山登拝ウォーク」「巡拝の道 須走富士講車座会議」を初開催する。

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 登りながら拝むことにより、富士山の加護やご利益を得ていく登拝。「富士山登拝ウォーク」は、6月30日に冨士浅間神社(須走浅間神社)で行われる「夏越大払い」の後、7月1日0時に冨士浅間神社を出発し、「須走富士山巡拝の道」の一部を実際に歩き、小富士で今年の残りの半分を有意義に過ごせるようにご来光を拝むイベント。参加費は2,500円(祈念料、木札、朝食、保険代含む)、募集人数は20人で先着順。

 「巡拝の道 須走富士講車座会議」は、富士山に注目が集まる中、単なる山頂を目指す登山ではなく、「富士講」といわれる富士山信仰に基づく登り方やその歴史について、須走口では少なくなってしまった富士講の人々を招いて話し合う会議。開催時間は11時~12時30分で見学自由。

 須走まちづくり推進協議会は、富士講の史跡などの文化遺産を巡りながら、世界遺産構成資産である冨士浅間神社を目指すルート、冨士浅間神社から5合目・山頂までのルートを「須走富士山巡拝の道」として設定。登拝ポイント、遥拝ポイント、巡拝ポイントを整理し1年を通じて地域全体の活性化につなげようと2016年からパンフレットやホームページの作成により情報発信を開始。今回のイベントもその一貫で開催するという。

 「富士山登拝ウォーク」について、協議会担当者は「今年の事業実施をふまえ来年度以降『登拝』の一つのモデルとして定着させたいと考えている」と話す。

 問い合わせ先は、須走まちづくり推進協議会事務局静岡県小山町役場須走支所(TEL 0550-75-2211)。

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