河口湖町にあるホテル「登り坂」の1階に4月18日、「富士カレー工房」がオープンした。
看板メニューは、シェフ「こだわり」のブイヨンスープを使い丸2日間煮込んでから提供する欧風ビーフカレー。「煮込んだ野菜の甘さの後に来る、スパイスの自然な辛さが特徴」だという。そのほかA5ランクの甲州牛と合いびき肉を一対一で使ったハンバーグステーキや看板メニューのビーフカレーを使ったカレーパン、メインメニュー注文客に付く地元野菜のサラダバーなどがある。
店内は山奥の別荘のような、どこか懐かしさを感じるレトロモダンな雰囲気。チェリーウッドの赤茶の壁や家具を中心にぬくもりある山小屋の空気感の中、エントランス付近に炭火焼き場や竈(かまど)などを配置する。
富士カレー工房の本田充論さんは「河口湖でおいしい欧風ビーフカレーを食べてもらいたくて店を開いた。素材や味にこだわったので、こだわりすぎて現在、1日80食限定となっている。サイドメニューもカキの薫製オイル漬けなど酒のつまみになるものを用意しているので、ぜひ来店してほしい」と呼び掛ける。
営業時間は、モーニング=6時30分~10時、ランチ=11時30分~17時、ディナー=17時~22時。