山梨県富士河口湖町に7月中旬、アウトドアリゾート「PICA Fujiyama(ピカ フジヤマ)」がオープンする。
富士急行が2016年に取得した旧地方職員共済組合富士保養所「富士桜荘」の敷地を活用し事業展開する。レストラン棟は黒川紀章さんが設計された建物をリノベーションして使う。
富士急行グループのピカ(富士河口湖町)がプロデュースするPICAブランド10施設目。「PICA Grande Camp」をコンセプトに、「大自然を感じながら気軽に快適にアウトドアを楽しめるようにする」という。
敷地は森林に囲まれた5万平方メートル。宿泊施設は、同施設のために開発した半円状で一部にクリア素材を使ったドームテント「アメージングドーム」(13区画)、冷暖房・トイレ・バスルームを完備する「コテージ・グランデ」(12棟)、「トレーラーコテージ」(14棟)、専用のリビングデッキを完備した「テントサイト」(11区画)の4種・50区画。屋外にはたき火専用スペースも完備する。
宿泊プランには全て富士山麓の食材を生かした食事をセット。カウンター席を中心にレイアウトされたレストランでは、火をテーマとしたイタリアンや、アウトドア要素を取り入れたフレンチフルコースを提供する。
オープンキッチンにはチャコールグリルやピザ窯などを設置し、「ライブ感あふれる演出」で食事を楽しめるようにする。レストラン以外にも、自然に囲まれたBBQエリアやコテージでのアウトドアクッキングなどのメニューも用意する。
アクティビティーでは、富士登山、樹海・洞窟トレッキング、カヌー・フィッシングなど「PICAリゾート」が富士山エリアで手掛けるアウトドアアクティビティーや、周辺施設のアクティビティーを組み合わせた富士山麓を楽しむ宿泊プランも提案していく。
予約開始日は5月中旬を予定しており、PICAオンラインで受け付ける。