富士観光開発(山梨県富士河口湖町)が醸造・販売する「富士桜高原麦酒」が3月16日、桜の開花時期に合わせて限定醸造した地ビール「さくらボック」を発売した。
通常のビールの約2倍のモルトを使った「ドッペルボック」というカテゴリーのビール。寒さの厳しい12月に仕込み、3カ月以上かけて長期熟成させることで、アルコール感やモルトのうま味を引き出した。
アルコール度数は8%で、「甘味・苦味・香りのバランスがとれたビールに仕上げている」という。同商品は、コンペティション「ワールド・ビア・アワード」で2度の「金賞」受賞をはじめ、世界のビールコンペティションでの複数の受賞歴を持つ。
「あまり冷やしすぎず、キンキンに冷えた少し手前の温度(8度前後)が、香りも味わいも一層引き立ち、おいしく飲むことができる」という。
希望小売価格は330ミリリットル瓶480円(税別)。地ビールレストラン「シルバンズ」のほか、楽天サイト「富士山からのおくりもの」でも扱う。