富士山2合目(標高1200メートル)に位置する遊園地ぐりんぱ(静岡県裾野市)で9月6日より、「富士山の裾野 天空の花畑」が開催される。
園内中央の花壇には白、赤、ピンクのサンパチェンスを植えるほか、園内入り口付近にマリーゴールドを植えた散策エリアを設ける。「サンパチェンスの花畑」の植え付け面積は約1300平方メートルで約4000株。「マリーゴールドの小道」の植え付け面積は約1100平方メートルで約5000本。
サンパチェンスはツリフネソウ科インパチェンス属で、長い期間にわたり「トロピカルな美しい花々」を次々と咲かせるという。空気の浄化機能が高く周辺温度の低下に大きな効果があることから「環境にとてもいい花」ということでも知られている。
期間中、さまざまなイベントを開催。花畑で撮影した写真を募集するフォトコンテスト、同園オリジナルの下絵を使った塗り絵コンテスト、富士山型のオリジナルアロマせっけんを作る体験イベント、花畑を見渡せる会場で生演奏を楽しめる秋のスペシャルコンサートなど。
同園広報担当の森さんは「富士山の2合目にあり、サンパチェンスの花畑から富士山がとてもきれいに見えるので、きれいな花と富士山の競演を楽しんでいただければ。昨年は色をランダムに植えたが、今年は色合いを調整し、きれいに見えるように植えた。ぜひお越しいただきたい」と呼び掛ける。
9月の営業時間は、9時30分~17時(土曜・日曜・祝日は9時~)。水曜休園。入園料は、大人=1,100円、子ども・シニア(55歳以上)=750円。イベントは10月13日まで。