静岡県御殿場市の「森の腰商店街(森の腰商栄会)」が現在、「富士山商店街いろいろ応援基金(通称:モコ・ファンデーション)」」を創設し、期間限定の「富士山商店街」イベントを開催している。
参加店舗は54店。期間中、商店街や店舗を富士山に関する名称にし、語呂合わせ「223」や標高の「3776」に合わせた金額や販売数の商品を並べるほか、御殿場の特産品をそろえたアンテナショップも開設する。イベント開催から1カ月半がたち「ノベルティの具合をみると(商店街は)活性化している」という。昨年は試験的に開催した同イベントは、来年以降の継続も予定している。
イベント売り上げ金の一部は「応援基金」として、「富士山」にこだわった活動をする団体に対しての支援を行う。応募できるのは、御殿場市か小山町に活動拠点を持つ各種団体で、今年10月~来年2月までの間に実施する活動を対象とする。富士山へのこだわり度、計画性、具体性、社会貢献度などを中心に書類審査し、支援団体は9月末に決定する。
アクティブモコの大場さんは「(森の腰商店街は)地元に長くある商店街。町作りの中心は商店街だと考えている。コミュニティーの中心地である商店街を活性化させていきたい」と意気込む。
イベントは9月7日まで。支援への応募は8月31日まで。