富士スピードウェイ(静岡県小山町)で来年1月7日、「第11回ママチャリ日本グランプリ チーム7時間耐久ママチャリ世界選手権」が開催される。
普段「FIA世界耐久選手権」や「SUPER GT」など主要レースの舞台となるレーシングコース(1周=4563メートル)を使って、26インチのカゴ付き買い物用自転車(通称ママチャリ)を駆使し、チーム内で交代しながら7時間を走り抜く、恒例の正月イベント。冠協賛企業は、自転車専門店「サイクルベースあさひ」を展開する「あさひ」(大阪市)。
レースのクラスは、8段変速以下のママチャリでの「ママチャリ」と、ギアが無いママチャリの「無段」、男女カップル2人での「ラブラブ」の3つ。今年の開催(1月7日)では、1156チーム、2万3800人が参加、1位は51周(約233キロ)だったという。
1チームの参加ライダーは3人以上(ラブラブクラスは2人)で、総数は10人以下。参加者は5歳程度の子どもから、70歳超えの人、サイクルロードレースにも参加するアスリートや、着ぐるみやコスプレ参加など幅広い。
コスプレやバーベキュー、キャンプなどのお祭り要素もあり、全国から訪れる来場者たちの交流の場として進化しつつあるという。レース終了後には、スーパーフォーミュラとインタープロトの全開走行を披露する。
参加費は1チーム2万円。申し込み締め切りは12月5日。