富士山頂上の浅間大社奥宮前にある鳥居が7月12日、76年ぶりに建て替えられた。
同大社は富士宮登山口の山頂に鎮座し、浅間大神(木花之佐久夜毘売命=コノハナノサクヤビメ)を主祭神とし、相殿神として父神 大山祇神(オオヤマツミ)、背の君 瓊々杵尊(ニニギノミコト)を祭っている。
同大社の担当者は「昨年奥宮が完成し新しくなったのを機に、奥宮前の鳥居が奉納後76年経過し傷みも激しかったことから、奉納者であった広告会社に打診をしたところご了承いただき今回の奉納となった。前鳥居は1941年、前年の皇紀2600年を記念してその広告会社が奉納した」と話す。