富士山経済新聞の年間PV(ページビュー)ランキングは、「富士山周辺の『野生キノコ』放射性物質検査、今年も基準超える」が1位となった。
山梨・静岡両県が発表した、富士山周辺の野生のキノコに対する放射性物質検査の結果を伝えた同記事。検査により、山梨県鳴沢村と静岡県富士市・富士宮市で採取された野生のキノコから、食品衛生法で定められた一般食品の放射性セシウム濃度の基準値100ベクレル/キログラムを超える放射性物質が検出された。
ランキングは、今年 1 月1 日から12 月19 日までに配信したヘッドラインニュースのPV を集計したもの。上位10 位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 富士山周辺の「野生キノコ」放射性物質検査、今年も基準超える(9/12)
2. 富士山2合目のキャンプ場、敷地約2倍に拡張 トレーラーコテージなど新設(8/8)
3. 富士の樹海・幻の湖「赤池」のほとりにキャンプ場(7/25)
4. 富士山周辺にレアポケモン? BBCが予想、案内センターでは注意呼び掛け(7/28)
5. 総火演始まる 16式機動戦闘車新型試作機もお披露目(8/25)
6. 御殿場アウトレット、増設へ ホテル・日帰り温泉も(9/8)
7. 移動式の宅配ピザ店「Mt.富士PIZZA」、山中湖畔にカフェ開業(5/18)
8. 富士市で「全国工場夜景サミット」 工場夜景見学ツアーなども(11/16)
9. 山梨県都留市大原に「道の駅つる」開業 山梨県初の重点「道の駅」(11/7)
10. 山中湖花の都公園でイルミネーション 花火やクリスマスコンサートも(11/14)
ランキングの多くが施設や店のオープンを伝える記事。2位の「キャンピカ富士ぐりんぱ」や3位の「CAMP AKAIKE(キャンプ アカイケ)」など、キャンピング施設のオープンを伝える記事が人気で、ランキング外でも多くのキャンピング施設の記事が高いPVを獲得した。
5位の記事は、静岡県にある東富士演習場での総合火力演習が始まったことを伝えた記事。昨年に引き続き離島防衛を想定した演習を行い、約2400人の自衛隊員、戦車・装甲車約80両、各種火砲約60門、航空機約20機、その他車両700両が参加。昨年の演習の様子を伝えた記事に続き、今年も多くの注目を集めランキング入りした。
静岡県と山梨県にまたがる広域富士山圏のビジネス&カルチャーニュースを伝えた2016年。地域に密着したニュースを発信し続けることで、2017年も富士山とその周辺地域の動向を記録し続けていきたい。