環境省は9月8日、「平成28年夏期の富士山登山者数の中間発表(第2回)について」を発表した。
今年7月1日~8月31日の登山者数の合計は21万6595人で、昨年同時期の登山者数と比較して約1万2000人増加(5.9%増)した。調査を行っている12年間の中で、下から3番目の記録となる。吉田・富士宮ルートは登山者数が増加したが、須走・御殿場ルートでは減少した。
登山道別の登山者数は、吉田ルート=13万1579人(前年比12.2%増)、須走ルート=1万8487人(同13.7%減)、御殿場ルート=1万4136人(同1.1%減)、富士宮ルート=5万2393人(同1.8%増)。
富士山の登山者数を把握するために2005年から行っている同調査。4つの登山道のそれぞれ8合目付近に赤外線カウンターを設置し計測している。