ファーストメディア(東京都千代田区)が運用する防災情報アプリ「全国避難所ガイド」が7月1日から、富士山ハザードマップの表示に対応した。
同アプリは、全国の自治体が定めた災害時の避難所や避難場所を収録。現在地周辺の避難所を検索して、道順をルート案内する。同社は6月30日、山梨県と「災害情報の発信に関する協定」を締結。静岡県からの情報提供も受け、富士山ハザードマップ情報をアプリに表示するようにした。
最新バージョン(Ver.5.7)では、富士山ハザードマップを地図上に表示するほか、登山道、徒歩道、林道、溶岩流避難対象エリアを地図上で確認できる。富士山や土砂災害警戒区域など、ハザードエリア内にいるアプリ所有者は、自治体からの災害情報やお知らせなどをプッシュ通知で受信することもできる。今後は、全国の火山ハザードマップにも順次対応していくという。
アプリは無料。App Store、Google Playからダウンロードできる。