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富士花鳥園、「ロリキートランディング」と「ふくろうの森」がリニューアル

インコとの触れ合いゲージ「ロリキートランディング」

インコとの触れ合いゲージ「ロリキートランディング」

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 富士花鳥園(静岡県富士宮市)で3月19日、インコとの触れ合いゲージ「ロリキートランディング」と小型フクロウの放し飼いエリア「ふくろうの森」がリニューアルオープンした。

フクロウ

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 広さは、ロリキートランディングが縦8.5メートル・横7.9メートル・高さ3.8メートル。ふくろうの森は「大型バス1台程度」。

 今年1月末から拡張・移設工事をしていた各エリア。「ロリキートランディング」は同園バードスタッフが、「ふくろうの森」は園長がコツコツと手作りした。

 インコにかじられても壊れないようにと金属製の枠組みと金網で作られた「ロリキートランディング」。無機質な景観にならないよう自然の雑木を切り出して止まり木にした。担当者は「けんかにならないように巣箱をたくさん設置した。どこの巣箱にどんなインコが出入りしているのか、どの場所の巣箱が人気なのか、ぜひ観察してみてほしい」と話す。

 材木の木の質感を残した和風なケージに仕上げた「ふくろうの森」。担当者は「臆病なフクロウたちがどこに止まりたがるのかを想像しながら止まり木の位置を決めた。バードスタッフの思惑通りの場所にフクロウたちが止まっているのか、それとも用意した止まり木ではなく鉢植えの影に隠れているのか、ぜひ探してみてほしい」と話す。

 オープン初日は3連休の初日だったこともあり、カップルや家族連れの客でにぎわった同エリア。インコを肩や腕に止まらせて記念撮影をする客や、フクロウを網やガラス越しでなく直接見られることもあり、カメラを構える客が多くみられたという。

 富士花鳥園の宮本正明さんは「活発なインコたちと触れ合ったり、かわいらしい小型フクロウの様子を間近で観察したりするなど、思い思いに楽しんでいただければ」と来園を呼び掛ける。

 営業時間は9時~16時30分(4月1日からは17時まで)。入園料は、大人=1,100円、小学生=550円、幼児=無料、シニア(65歳以上)=880円。

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