御殿場高原ビール(静岡県御殿場市)が3月15日から、複合レジャー施設「御殿場高原時之栖」(同)に咲く春らんまんの桜花をイメージして醸造した「さくら姫」を期間限定で販売する。
アルコール分は約5.0パーセント。350ミリリットル缶と500ミリリットル缶を用意した。醸造したのは同社唯一の女性醸造士である佐野由里加さん。同ビールは、同社創業時に従事していたドイツ人ブラウマイスターが、日本の桜にインスピレーションを得て醸造したオリジナルレシピのビールをベースに、「時之栖に咲き誇る桜のイメージ」をより強く表現するために厳選したアロマホップを加え、ほんのりと赤い色味と華やかな香りを付けた。
佐野さんは「『時之栖』に咲く約2200本の桜は、春を待ちわびた人々の心を軽く和やかにさせてくれる風物詩。その桜をイメージして醸造した『さくら姫』も軽やかながらも華やかな香りと、すっきりとした飲み口に仕上がっている。ぜひ『時之栖』の桜を愛(め)でながら飲んでいただきたい」と呼び掛ける。
販売は4月17日まで。価格は、350ミリリットル缶=375円、500ミリリットル缶=520円。オンラインショップで扱うほか、御殿場高原ビール内の地ビールレストラン「グランテーブル」でも提供する。