富士山の山梨県側にある麓と5合目を結ぶ有料道路「富士スバルライン」が昨年秋、初めて行った通行料の平日無料化について、今年は実施しないことを決めた。
秋の5合目までの観光振興を目的に、国の地方創生交付金を利用して行われた同事業だったが、今年は交付金が充てられないこと、環境への影響を懸念する地元住民からの反発の声が上がったことなどを考慮した。
無料化時は、通行台数が前年同期間と比べ82%増となっていたが、渋滞などは発生せず混乱も見られなかった。
通行料金は全線(往復)で、普通車=2,060円、軽自動車など=1,640円、軽車両など=200円など。