朝霧高原の「まかいの牧場」(静岡県富士宮市)で1月28日、今年初めてとなるヒツジの赤ちゃんが産まれ、現在も続々と産まれている。
ヒツジの出産兆候が見られるのは1~2時間前。運が良ければ出産シーンに立ち会うこともできるといい、4頭目(雌)が生まれた今日の出産は、今年初めて立ち会いができた。出産が夜や朝になった場合などは、スタッフが出勤すると産まれていたということもある。
同牧場で飼育するヒツジは、今年産まれたヒツジ4頭と合わせて66頭。今年産まれたヒツジは今のところ全て雌だが、雌が多いのは「たまたま」という。ヒツジの妊娠期間は約5カ月。3月中旬までに15頭ほどが産まれる予定。
3月には、来場客に赤ちゃんヒツジの名付け親になってもらうイベント「めぇーめぇーの命名権」も。現地に設置する応募用紙に赤ちゃんの名前を記入し投票できるもので、同牧場初めての試みとなる。
同牧場広報の津々木さんは「まだ産まれたばかりなので、お母さんと一緒に寄り添っていたり、お乳を飲んでいたりする姿を見ることができる。かわいい姿なのでぜひ楽しんでいただければ」と来園を呼び掛ける。赤ちゃんと言われる期間は約2カ月という。
営業時間は9時~17時(3月21日~11月20日は18時まで)。入場料は、大人=800円、子ども=500円など。ヒツジの赤ちゃんは、牧場内「羊の家」で見ることができる。