西湖野鳥の森公園(山梨県富士河口湖町)で1月30日から、氷の祭典「樹氷まつり」が開催される。
冬の観光振興として始まり、今回で22回目となる同祭。展示する樹氷は、木を組み上げ霧状にした水をかけて作ったもので、会場では樹氷と富士山の競演が楽しめる。暖冬の今年は、氷の付きが悪く心配されていたが、「今回の寒波で例年並みに追いついてきた」という。
期間中は樹氷コンテストも開催。今年の参加団体は2組。参加団体はやぐらを組み、実行委員会が樹氷を完成させる。来場客の投票で順位が決定し、2月7日に表彰式が行われる。
物販ブースでは、「ヒメマスの塩焼き」のほか、昨年から登場した新名物「西湖クニマス焼き」などを提供する。「西湖クニマス焼き」は、クニマスの形をしたたい焼きで「サクふわ生地とあんこのコラボ」が楽しめるという。
富士河口湖町観光課の渡辺さんは「大きい物は高さ10メートルと巨大なオブジェになり、富士山との競演も面白い。夜はライトアップもされるのでぜひ楽しんでいただければ」と呼び掛ける。
ライトアップは日没~21時。入場無料。2月7日まで。