サントリービール(東京都港区)は富士山の日の2月23日、缶ビール「ザ・プレミアム・モルツ」のパッケージに桜と富士をあしらった「ザ・プレミアム・モルツ 2016日本の春(桜と富士)デザイン缶」を数量限定で発売する。
季節に合わせた限定ラベルとしては今回が初めてとなる「デザイン缶」。デザインは、日本の春をイメージし、桜と富士山を「華やかに」表現した。描いたのは、切り絵画家の久保修さん。
アルコール度数は5.5%。限定量は3万ケース(1ケース=大瓶・633ミリリットルが20本)を用意。6缶パックでは「二〇一六 日本の春」と大きく表記したほか、24缶ケースでは桜色を基調としたパッケージにした。
サントリー広報部の三浦さんは「プレミアムビールは、催事や休日など『ハレの日』での販売指数が他のビール類よりも高くなる傾向にある。今回は、春となって気温も高くなり、かつ花見など人が集まる機会が増えるタイミングで、春の訪れを鮮やかに彩る春デザイン商品を発売することで、さらなる需要喚起を狙っている」と話す。
希望小売価格は設定していない。全国の小売店などで購入できる。