原里バラ園（静岡県御殿場市板妻）で6月7日、「第9回　御殿場ばら祭り」が行われる。

　敷地面積は約9000平方メートル。約100種類、約3000本のバラが植わる同園では、地元の幼稚園児による植栽を毎年実施。剪定（せんてい）や草むしりなどの管理は、福祉施設の人やボランティアを中心に行っている。

　昨年は約2300人が来場した同イベント。地元のバラ生産農家によるバラの育て方相談ブースを設けるほか、バラの即売所、「富士山の清らかな水で育った」地場産野菜の販売や、みくりやそば・カレー・焼き鳥などの模擬店10店ほどの出店がある。

　御殿場市商工観光課の三輪さんは「色鮮やかに広がるバラ越しに見る青い空と雄大な富士山の画は、言葉では表現できないほど魅力的。バラを知り尽くした農家による相談ブースもあるので、ここで苗木を買って相談すれば自宅でバラを堪能できるようにもなる。ぜひ足を運んでほしい」と参加を呼び掛ける。

　開催時間は9時～15時。雨天の場合は8日に延期。