花の都公園(山梨県山中湖村)で現在、光の祭典「山中湖アートイルミネーション『FANTASEUM(ファンタジウム)』」が開催されている。主催は山中湖観光協会。
極寒の山中湖の冬を明るく温かく盛り上げようと開く同イベント。15回目を迎える今年は、花火の打ち上げ日を昨年の9日から14日に増やした。使っている電球の数はおよそ50万球。イルミネーションの飾り付けは山中湖村の住民有志(山中湖ペンションユニオン・紅富士商店会・山中湖観光協会・山中湖観光振興公社)が手作りで行っている。
会場内の「お食事処 清流庵」や軽食ブースでは「体を温める」メニューも提供。同園で採れたトウモロコシを使った「コーンスープ」(200円)や「吉田のうどん」(500円)などを用意する。
広報担当の坂本さんは「富士山の景色とイルミネーションを楽しめるイベント。山中湖は寒さが厳しいが、その分、星空やイルミネーションがくっきり見えるので、ぜひ楽しんでほしい」と呼び掛ける。同園は標高1000メートルの高地に位置していることから、イベント期間中の最低気温はマイナス10度以下になることもある。
点灯時間は17時~21時。花火の打ち上げは20時から。入場無料。2016年1月3日まで。花火の打ち上げは12月26日までの毎週土曜と12月23日~25日、1月1日~3日。