山梨県忍野村内野の畑で現在、青紫色の花でミントに似た香りを放つ「キャットミント」が見頃を迎えている。
キャットミントはシソ科の常緑多年草で、高さ35~60センチ・横幅30~60センチほど。ミントに似た葉で先端部には青紫色の花をたくさん咲かせる。
20年ほど前から休耕田の荒れ地化を防ぐために花の栽培を始めたといい、約45アールの畑で約3000本を栽培。天気が良ければ富士山と一緒に楽しめる。
畑の手入れをしている後藤さんは「忍野は標高950メートルと標高が高く空気がきれいなため、花の色付きがいい。近くの二十曲峠からも畑の青紫色がきれいに見える」と説明する。
キャットミントの花は今月いっぱい楽しめる。