明治(東京都江東区)は4月21日、同社のロングセラーブランドで、2層のチョコレートが特長の「アポロ」シリーズから、富士山風に模した「富士山アポロビッグ」を発売した。
「日本の象徴であり、世界遺産でもある『富士山』にあやかった」という同商品。「ご当地限定品シリーズをいろいろやってきている中で、富士山関係のお土産を開発することになった」という。
内容量は120グラム(標準20粒)、1粒6グラム。頭頂部にホワイトチョコレートをかけ、「縁起の良い」赤富士の姿に仕上げた。上部のいちごチョコレートは、通常のアポロの3倍量のいちごを使っている。パッケージも「縁起良く」葛飾北斎の「凱風快晴」デザインに。外国人観光客の来日記念土産としての需要も見込む。
同社広報担当者は「世界遺産になった富士山をアポロで表せたらと思い開発した。ぜひお試しください」と呼び掛ける。
参考小売価格は800円(税別)。全国の土産店などで販売する。