
「The 絶景花火『Mt.Fuji』2025~世界花火博~」が4月19日、ふじてんリゾート特設会場(山梨県鳴沢村)で開催される。
「日本を代表する絶景ポイントで最高の花火を」をコンセプトに、2020年10月に日本で初めて世界自然遺産・富士山の敷地内での花火大会を開催した同イベント。1万人以上収容可能な富士山1合目の敷地内に限定3000席の空間を用意し、花火の迫力を五感で感じる「完全感覚花火大会」をつくり上げるという。
今年は、愛知県豊橋市の吉田神社を発祥とする日本最古の伝統花火「手筒花火」を特別演目として披露。数メートルの火柱を噴き上げながら最後には爆発音とともに燃え尽きる「迫力ある」演出を行うという。
日本からは、内閣大臣賞をはじめ国内外で数々の賞を受賞した「花火師BIG4」の紅屋青木煙火店、磯谷煙火店、齋木煙火本店、菊屋小幡花火店が参加。海外からも花火企業を招き、スペインのRICASA ricardo caballer(リカサ・リカルド・カバリエ)と、アメリカのPyro Spectaculars(パイロ・スペクタキュラーズ)が参加する。海外2社の花火ショーは、日本橋丸玉屋がプロデュースし、スペインとアメリカの大使館も後援。「日本の花火文化を世界へ発信するグローバルな花火エンターテインメント」として打ち出すという。
アメリカの花火会社Pyro Spectacularsのジム・スウザさんは「私たちの使命は常に、喜びと驚きを呼び起こす瞬間をつくり出すこと。富士山での当イベントは、その魔法を世界中の観客と共有する絶好の機会になる」と話す。
同実行委員会の磯本幸生さんは「世界最高峰と言われる日本の花火を、世界遺産・富士山の敷地内で実施する、唯一無二の花火イベントを開催して、世界中の方々に日本と日本の花火の素晴らしさを届けたいという思いで始めた。今年は国内の花火師4社と、海外花火会社2社のコラボレーションに注目してほしい。日本の花火を日本の象徴の富士山と桜と共に鑑賞できるイベント。ここでしかできない体験を楽しんでほしい」と呼びかける。
16時開場、18時30分開演。入場料は、スタンダード・ペア席=5万5,000円、スタンダード・ファミリー席=11万円、グリーン・ペア席=6万5,000円、グリーン・ファミリー席=12万円、プレミアムエリア・ペア席=10万5,000円、プレミアムエリア・ファミリー席=20万円、VIP席(指定席)=10万円、4歳以上は有料。雨天決行、荒天時中止。