東部市民プラザ(静岡県富士市)北側、須津(すど)地区の田んぼで4月26日、「第1回 富士山れんげまつり」が開催される。
植え付け面積は1.77ヘクタール。イベント開催地からは、富士山とレンゲ畑と新幹線を同時に見ることができる。主催の「富士山れんげまつり実行委員会」は、須津小学校のPTA役員の父親たちが結成した「富士山れんげの会」から発展した。
実行委員会の服部さんは「30年位前には普通にあった景色だが、いつの間にか無くなってしまった。田舎だからできる景色をPRしたい。沿線をどれだけレンゲで埋められるか。将来、富士山女子大学駅伝のコースに『レンゲロード』と名前が付く。それくらいの野心でやっている」と意気込む。
イベント当日は、10時10分から地元須津在住の安達利蔵さん作詞・作曲の「富士山晴ればれ音頭」を歌う「青空大合唱」のほか、10時30分からは、島裕介さん(トランペット)と齋藤純一さん(ギター)による「れんげ畑Jazz Live」を行う。12時からはお楽しみ抽選会も。会場では、「れんげ米」や「須津カステラ」などの地場産品の販売会も行う。
開催時間は10時から。会場はイベントののぼりが目印。農地の中であることから長靴やスニーカー、ビニールシートの持参を呼び掛ける。雨天の場合は、東部市民プラザ内で開催。