湖上レストラン「HAMANASHI HOUSEBOAT」が9月25日、河口湖にオープンした。
マーケティング業を展開する「スリーシックスティ・チャネル」(渋谷区)と、和食店「可不可 Kafuka Tokyo」(港区)の店主で、やまなし美食立地コーディネーターを務める宮下大輔さんが開いた同店。
「山梨ローカルガストロミー&アート」をテーマに、富士北麓エリア・河口湖周辺を拠点とするシェフや料理人の料理を屋形船で提供する。店内ではピクセルアートの映像作品上映も行う。
同店シェフの一人、堀内浩平さんは、山梨県忍野村のフレンチレストラン「notori(ノウトリ)」を運営し、料理人コンペティション「RED U-35」でグランプリを獲得した、富士吉田市出身のフレンチシェフ。
提供するワインは、堀内浩平さんの兄でソムリエの堀内茂一郎さんが監修する。山梨のワイナリーや醸造家のワインを紹介し、ビンテージワインも用意する。
「スリーシックスティ・チャネル」社長の坂口元邦さんは「この屋形船は、河口湖をはじめ富士北麓エリアを愛し、この土地の自然の恵みを大切にする農家、料理人、ワイナリーの人たちの表現の場となり、お客さまにも同じようにこの土地を愛してもらえるような場となるよう、宿泊施設をはじめとした地域の人たちとも連携し、河口湖での滞在体験をさらに上質なものへと変えていく試み」と話す。
コース(6品)料金は3万5,000円。6種のワインペアリングを加えたプレミアムディナーコースは5万円と6万5,000円の2コースを用意する。
コースの時間は17時~19時15分。1日最大12人まで。