富知六所浅間神社(静岡県富士市)のイベント「七夕風鈴祭り」が7月7日に始まった。
富士山と桜の花のデザインを施した「レース御守り」(関連写真5枚)
富士山の山腹に創建された同神社は、噴火のため785年に現在の地に遷座したとされる。木花開耶姫命(このはなさくやひめ)の父神の大山祇命(おおやまづみのみこと)を主祭神とし、第52代嵯峨天皇の中宮安産祈とうが行われて以来、安産の神としても慕われている。御神木のクスノキは樹齢1200年と伝えられ、静岡県の天然記念物に指定されている。
2021年に初開催し、今年で4回目となる同イベント。境内に2000個以上の風鈴を飾り付ける。風鈴は1個500円で奉納でき、短冊に願い事を書くことができる。
同イベントに合わせ、特別御朱印と御朱印帳、お守りも頒布。昼と夜の2種類の絵柄を用意する「クリア御朱印」「キラキラ御朱印」(初穂料500円)、「風鈴祭り限定御朱印帳」(同1,500円)と「風鈴祭り切り絵御朱印」(同1,000円)、富士山と桜の花のデザインをあしらった白色・赤色・青色3種の「レース御守り」(同1,000円)、中のお守りの内符の色がグラデーションで、白色のレースの袋に入れ、きり箱を付けた「特別レース御守り 桐(きり)箱入り」(同2,000円)を数量限定で頒布する。
同神社権禰宜(ごんねぎ)の池田悠馬さんは「短冊には健康や家内安全など、さまざまな願い事が書かれる。風鈴の音とともに参拝する人たちをはらい清める。約2カ月行うので、多くの人に足を運んでもらえたら」と話す。
9月1日まで。