1日1組限定の貸し切り型ホテル「アブラサス ハウス 富士河口湖」が6月1日、山梨県南都留郡にオープンした。
部屋から富士山の景色が望める同施設。敷地面積は687平方メートル。
バスルームには、温水入浴用と水風呂用として2槽2桶を用意。バスタブの縁にはLEDライト、天井にはミラーボールを備え、ライトで室内を彩る「アート風呂」が楽しめる。このほか、「プロサウナー」「ととのえ親方」の異名で知られる松尾大さんとコラボしたサウナルームには、フィンランドのサウナストーブ「ハルビア」を設置する。
食事は、下準備を済ませた食材を冷蔵庫に入れ、宿泊客自身で作る「プリペアードスタイル」を採用。豚肉料理店「西麻布 豚組(ぶたぐみ)」(東京都港区)が監修したメニューを、焼く、似る、いぶすなどの工程を行い完成させる。
同施設運営会社「アブラサス」(東京都新宿区)代表取締役の南和繁さんは「風呂の窓からは富士山、室内のロフトからは寝転がって雲や星空を眺められる。サウナを楽しんだ後は庭で外気浴を楽しんだり、バスルームの椅子で休んだりと、思い思いの時間をゆったりと過ごしてほしい」と話す。
利用料金は、食事込みプラン=8万9,000円~、食材持ち込みプラン=5万8,500円~(以上、2人1棟利用時)。