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富士宮浅間大社で「流鏑馬祭」 4年ぶりに「神事流鏑馬式」復活も

過去に行われた神事流鏑馬式の様子

過去に行われた神事流鏑馬式の様子

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 富士宮浅間大社で5月4日~6日、「流鏑馬(やぶさめ)祭」が行われる。

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 同神社によると、行事として830年続く富士浅間大社の流鏑馬の由来は古く、平安末期に源頼朝が裾野地方で浅間大社に武運長久・天下太平を祈願して奉納した「巻狩り(まきがり)」がきっかけという。巻狩りを行う源頼朝の様子は昨年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でも描かれた。

 権禰宜(ごんねぎ)の堀江昂佑さんによると、例年10万人ほどが同行事を見に来場するが、昨年までは新型コロナウイルス感染拡大の影響で神事以外の行列を中止したため、来場者数は3分の1以下まで落ち込んだという。

 今年は行動制限のない流鏑馬を4年ぶりに復活する。同行事は5月4日から始まり、5日は、流鏑馬奉仕者たちが街を練り歩く「練行」(12時~)、神殿に流鏑馬を奉納する「神事流鏑馬式」(15時~16時)を行う。

 地元40代男性の一人は「やはり流鏑馬式が祭事のメインイベント。馬に乗って的を射る姿はりりしく、力をもらえる。コロナ禍を経てやっと流鏑馬が戻ってきた」と笑顔を見せる。

 堀江さんは「地元民はもちろん、昨年の大河ドラマでも描かれたルーツを生で見られる機会。ぜひ連休を使って見学に来てほしい」と参加を呼びかける。

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