静岡県の「海の県道」として知られる県道223(ふじさん)号を走るフェリー内で2月11日、県道の標識をかたどった大判焼きの販売が始まった。現在、大判焼きの名前を募集している。
六角形に焼き上げた大判焼きに県道標識の焼きを入れた同商品。「船内で販売を始めた。中身は粒あんとクルミ入りの2種類。ひと味違うフェリーの大判焼きを楽しんでいただければ」と広報担当者。
現在、商品名を募集している。フェリーに乗船すれば商品を買わなくても応募でき、名前を採用された人の中から抽選で1組に駿河湾フェリー宿泊プランのペアチケットを進呈する。応募には、フェリー船内・フェリー乗り場で配布する「フェリーの取扱説明書」にある応募券が必要。郵送・ファクス、メールなどでの応募は受け付けていない。
県道223号は、静岡市の清水港と伊豆市の土肥港を結ぶ「駿河湾フェリー」の航路。2013年4月に県道認定を受けた。海の道が県道となったのは静岡県では初、全国でも6航路目。
価格は、粒あん=180円、クルミ入り=200円。フェリー内「栗田屋」で販売している。ネーミング募集は3月末まで。発表は4月22日、同社ウェブサイトで行う。