2022年夏季の富士山登山者数が9月30日、発表された。
富士山の登山者数を把握するために環境省が2005(平成17)年から行っている同調査。4つの登山道(吉田ルート、須走ルート、御殿場ルート、富士宮ルート)のそれぞれ8合目付近にカウンターを設置し計測している。
登山者数は、開山日(山梨県側=7月1日、静岡県側=7月10日)から閉山日(9月10日)までの合計。今年の登山者数は約16万で、2021年が7万8548人、2019年が23万5646人だった。カウンターの不具合による須走ルート(7月10日~14日)と台風・強風に伴う機器撤去による御殿場ルート(8月12~14日、18~19日)には欠測期間が発生。期間中の数値は含まない。
登山道別の登山者数は、吉田ルート=約9万4000人、須走ルート=約1万2600人、御殿場ルート=約1万2000人、富士宮ルート=約4万1500人。
4登山道の登山者数の合計が、調査期間中最大だったのは9月3日の5381人。土曜・日曜・祝日と平日の登山者数平均は、休日=3553人、平日=1822人だった。