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「富士河口湖灯籠流し」今年で16回目 コロナ対策で密を回避し実施

「富士河口湖灯籠流し」過去開催時の様子

「富士河口湖灯籠流し」過去開催時の様子

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 「富士河口湖灯籠流し 2022」が8月16日、河口湖で開催される。

「富士河口湖灯籠流し」過去開催時の様子

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 先祖や故人をしのぶお盆の時期に全国で行われる伝統行事「灯籠流し」。河口湖での灯籠流しは、湖畔の大石地区に寺院を置く仏教教団「真如苑」が1981(昭和56)年から行ってきた伝統行事で、2007(平成19)年に地元の諸団体協力の下、実行委員会主催の同イベントがスタート。一昨年・昨年と、新型コロナウイルスの影響で一般参加は中止となったが、16回目の今年は3年ぶりに一般参加者を募って開催する。

 今回は、コロナ対策のため事前申込制とし、来場者数を従来の約半数にあたる2000人とするほか、富士河口湖町の大石公園に加え、隣接する真如苑真澄寺別院の境内を受付会場として使うことで、ゆとりあるスペースで密を回避して実施する。

 当日は、密を避けるために、14時半以降1時間ごとに区切った4つの予約枠を設ける。来場者は、受付会場で灯籠を受け取った後、灯籠を組み立て、メッセージを書く。湖畔を歩いて「大石公園」に移動した後は、自身の手で灯籠を湖に流す。環境へ配慮し、灯籠は全て回収して再利用する。

 大石公園では18時30分から、世界平和や故人への祈りを捧げる式典「音楽と声明のセレモニー」も実施する。式典や灯籠流しの様子は、インターネット動画で無料で配信する。

 申し込みは7月19日23時59分まで。募者が2000人を越える場合は抽選となる。開催時間は14時30分~20時。

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