河口湖音楽と森の美術館(山梨県富士河口湖町)で現在、バラが見頃を迎えている。
中世ヨーロッパの王侯貴族の館と庭園を再現した同施設。庭園には720品種1200株のさまざまな色のバラが咲き、「最盛期には豊かな香りがガーデン中に広がる」という。
6月はローズガーデンのほか、バラ以外の花も一緒に、一年で最も華やぐ景色が楽しめるという。バラの見頃は6月下旬ごろまでで、同施設担当者は「『ヨハン・シュトラウス』『モーツァルト』などの作曲家の名前がつけられたバラや、『ボレロ』『ラプソディー・イン・ブルー』などの曲名が付けられたバラを集めた当館ならではのエリアもある」とアピールする。
担当者は「迫力のある広大なバラ園ではないが、建物に誘引されたバラや庭園に溶け込むように植栽されたバラは、まるでヨーロッパのお庭のような雰囲気になっている。ぜひ日常を離れ、オルゴールの音色に癒やされながらバラを楽しんでいただければ」と呼びかける。
営業時間は10時~17時。入館料は、大人=1,800円、大・高校生=1,300円、小・中学生=1,000円。火曜・水曜休館。