富士山麓電気鉄道富士急行線の特別列車「富士山ビュー特急」が5月14日、「スイーツプラン」のメニュー内容をリニューアルする。
富士山ビュー特急は、車窓から世界遺産・富士山を望むことのできる列車。特別車両(1号車)と自由席車両(2・3号車)の3両編成で、富士急行線大月駅~河口湖駅間を毎日2往復運行している。デザインはJR九州「ななつ星」や、富士急行線「富士登山電車」などを手がけた工業デザイナーの水戸岡鋭治さんが行った。
富士山ビュー特急では、土曜・日曜・祝日限定でホテルパティシエ特製のスイーツを提供する「スイーツプラン」を販売している。新メニューは、「標高差500メートルを登り、富士の麓を走行する富士山ビュー特急」がコンセプトで、車両をモチーフにしたエクレアや雪化粧をした富士山に見立てたケーキなどを用意する。
「富士山ビュー特急風エクレア」は、フランボワーズピューレをカスタードクリームに混ぜ、シュー皮に詰め込んだスイーツ。富士山ビュー特急のフォルムに見立てたデザインで、今回の新スイーツプランのために水戸岡さんが監修したオリジナルデザインのピックも付く。
「FUJIYAMAショコラ」は、チョコレートムースにシシリー産のピスタチオクリームを組み合わせ、雪化粧をした富士山に見立てた商品。
「雲パン」は、生地にクリームチーズを練り込み低温でゆっくりと焼き上げ、「もちもちフワフワ食感にした」という雲を表現したパン。山梨県産の桃とブドウを使った手作りジャムも用意する。
料金は、大人=4,900円、子ども=3,900円。