岳南電車(静岡県富士市)が5月7日・8日、イベント「岳茶(がくちゃ」んツアー 絶賛稼働中お茶工場見学とお茶摘み体験」を行う。
静岡県が主催する「世界お茶まつり2022」内企画「O-CHA旅@沿線」の一環。岳南電車、伊豆箱根鉄道、大井川鐵道、静岡鉄道、天竜浜名湖鉄道の県内5私鉄沿線とコラボ企画を行う。
岳南電車では、富士市内にある茶農園「山田製茶」とコラボし、電車ツアーと茶摘み体験を行う。ツアー内容は、吉原駅を出発し、須津駅で降りて須津湖を見学。山田製茶で昼食休憩の後、農園で茶摘み体験後、工場を見学する。
企画担当者で岳南電車スタッフの井上昌久さんは「新茶シーズンでどの茶農家も今は繁忙期で見学が難しい。山田製茶で繁忙期の茶農園を体験できるのはとても珍しい」と話す。
山田製茶4代目店主の山田典彦さんは「イベントは初の試み。繁忙期ではあるが、緑茶を作っている現場を見てお茶に興味を持ってもらい、生産者と消費者の距離が縮まれば。家族連れやお茶摘みを体験したことのない人に来てほしい」と参加を呼びかける。
参加費は、大人=4,000円、小学生=3,800円。定員は各日35人(事前予約制)。