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富士スピードウェイ周辺に「富士モータースポーツフォレスト」 トヨタなどが推進

夕焼けに染まる富士山と「富士モータースポーツフォレスト」。左側が新東名高速・(仮称)小山PA

夕焼けに染まる富士山と「富士モータースポーツフォレスト」。左側が新東名高速・(仮称)小山PA

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 静岡県小山町で展開される「富士モータースポーツフォレスト」プロジェクトの概要が4月6日、トヨタ自動車(愛知)、富士スピードウェイ(静岡)、東和不動産(名古屋)の発表で明らかになった。

「富士モータースポーツフォレスト」エリア図

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 「富士モータースポーツフォレスト」は国際サーキット「富士スピードウェイ」を中心に、「富士スピードウェイホテル」、時代を象徴するレーシングカーを展示するという「富士モータースポーツミュージアム」、レーシングチームのガレージ、温浴施設、レストランなどモータースポーツ文化を楽しめるさまざまな施設から構成する。各施設では、大人から子どもまで楽しめるさまざまな体験を提供し、「未来のモビリティ・モータースポーツの街」を創出していくという。

 「富士スピードウェイホテル」は、日本初上陸ブランド「アンバウンド コレクション by Hyatt」として開業。トヨタ博物館監修の「富士モータースポーツミュージアム」では、国内外のメーカー各社の協力により、時代を象徴するレーシングカーを展示する。

 レーシングチームのガレージが集まるエリアでは、普段は見ることができないというプロレーシングチームのガレージ特別見学ツアーや、メーカーファクトリーなどのイベントを展開する。

 東和不動産会長でトヨタ自動車の豊田章男社長は「モータースポーツを楽しむ人も、モータースポーツで働く人も、大人も子どもも、『この富士の地に来たい!』と思ってもらえるような場所にしていく。自動車産業の発展にモータースポーツは不可欠。そのためにもモータースポーツの未来に向けた種を、たくさん、この地に撒いていく。それぞれの成長スピードはばらばらだが、多くの人に楽しんでいただける素敵な森になるよう大切に育てていければ」とコメントしている。

 「富士スピードウェイホテル」「富士モータースポーツミュージアム」は2022年秋に開業予定で、2023年以降にレーシングチームのガレージなどが開業を予定する。

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