岩本山公園(富士市岩本花木立)で現在、園内のロウバイが見頃を迎えている。
標高139メートルの岩本山頂上にある同園。敷地面積は約13.2ヘクタール。園内は10テーマでエリア分けされており、成木・苗木合わせて389本を植栽している梅園は、1月から3月にかけて花が咲き、多くの来園者の目を楽しませている。
中国原産というロウバイは約130本あり、膨らんだ黄色い花弁が独特の甘い香りを放ち、園内に春の訪れを告げている。
富士宮市から訪れた大学生の男女は「花を見に来たのは初めて。ロウバイは香りが良く、とてもすがすがしい気分になった」と話す。
同園職員は「ロウバイは2月上旬から中旬までが見頃。3月を過ぎるになるとサクラが咲き、富士山のフォトスポットにもなる。花を咲かせるための手入れは大変だが、来園者に楽しんでもらえると思うとやる気が出る」と話す。