2021年夏季の富士山登山者数が9月30日、発表された。
富士山の登山者数を把握するために環境省が2005(平成17)年から行っている同調査。4つの登山道(吉田ルート、須走ルート、御殿場ルート、富士宮ルート)のそれぞれ8合目付近にカウンターを設置し計測している。
今年の登山者数は7万8548人で、2019年の登山者数は23万5646人。登山者数は、開山日(山梨県側=7月1日、静岡県側=7月10日)から閉山日(9月10日)までの合計で、今年は富士宮ルートでのカウンター不具合による欠測期間(7月10日~8月3日)が発生した上での数字となっている。
登山道別の登山者数は、吉田ルート=5万4392人、須走ルート=6411人、御殿場ルート=6336人、富士宮ルート=1万1409人。4登山道の登山者数の合計が、調査期間中最大だったのは8月28日の4563人。土曜・日曜・祝日と平日の登山者数平均は、休日=1843人、平日=1007人だった。