富士急行線「富士山駅」(山梨県富士吉田市)が7月、誕生10周年を迎えた。
2011(平成23)年7月に「富士吉田駅」から駅名を改名して誕生した同駅。旧富士吉田駅開業から92年にわたり富士山エリアの玄関口として地元住民や観光客、登山客などに利用されている。
誕生10周年を記念して特別列車を運行。富士山駅10周年記念ヘッドマークを付け、沿線の幼稚園、保育園の子どもたちが書いた「富士山こども絵画展」の作品を車内に掲出する。運行期間は9月1日~9月30日。
10周年記念「ふじやま織」織物入場券も販売する。富士急行が販売する富士山ビュー特急がデザインされた御朱印帳を手掛けたファクトリーブランド「kichijitsu(きちじつ)」のデザイナーによるオリジナルテキスタイルを使用した織物切符。販売開始は8月中旬を予定している。
記念入場券セットも販売する。富士急行線の観光電車「富士登山電車」や「富士山ビュー特急」を手掛けた工業デザイナー水戸岡鋭治さんが台紙をデザインし6種類の硬券入場券をセットにした。販売は7月31日~。
富士急行は「利用していただく全てのお客さまに安心して楽しんでもらえるよう、感染症対策を徹底している。この機会に富士急行線に足を運んでほしい」としている。