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図柄入り富士山ナンバープレート交付開始 使用終了後も保存可能

富士山ナンバープレートの図柄

富士山ナンバープレートの図柄

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 山梨県と静岡県の富士山地域で10月1日より、自動車の図柄入り富士山ナンバープレートの交付が開始された。

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 ナンバープレートの図柄は山梨県が葛飾北斎の浮世絵「富嶽(ふがく)三十六景」の「凱風(がいふう)快晴」をアレンジした「山梨県版凱風快晴」、静岡県が富士山と裾野に広がる豊かで美しい花々に囲まれた潤いある田園風景を描いたという「美しく雄大な富士と豊かな田園」。

 フルカラーとモノトーンがあり、交付手数料に加え1000円以上の寄付をするとフルカラーになる。寄付金は地域の観光更新、交通改善などの支援に使われる。自動車の区分を明確にするため、事業用ナンバープレートには緑色、軽自動車のナンバープレートには黄色の縁取りが施される。ナンバープレートの使用終了後は、不正使用防止用の穴を開けた上で記念に保存できる。

 図柄入りナンバープレートは2017年10月に富士山ネットワーク会議首長会議で導入が表明され、同年11月に静岡県、山梨県ともにデザインを公募した。2018年1月に住民投票やアンケート、審査などで国土交通省に提出する図柄デザインを決め、5月に国土交通省が決定した。

 対象地域は静岡県が富士宮市、富士市、御殿場市、裾野市、小山町。山梨県が富士吉田市、富士河口湖町、西桂町、忍野村、山中湖村、鳴沢村、道志村。

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