環境省が9月28日、2018年夏季の富士山登山者数を発表した。
開山日(山梨県側=7月1日、静岡県側=7月10日)から閉山日(9月10日)までの登山者数の合計は約20.8万人で、昨年同時期の夏季登山者数と比べ約7.7万人減少(26.9%減)。なお、富士宮ルートでカウンターの不具合による欠測期間(8月14日~9月10日)が発生した上での数値となっている。
富士山の登山者数を把握するために2005年から行っている同調査。4つの登山道(吉田ルート、須走ルート、御殿場ルート、富士宮ルート)のそれぞれ8合目付近にカウンターを設置し計測している。
登山道別の登山者数は、吉田ルート=約15万人(前年比16.9%減)、須走ルート=約2.7万人(同13.7%増)、御殿場ルート=約1.2万人(同36%減)、富士宮ルート=約1.9万人(同73.2%減)。
今期の中で最も登山者の多かった日は7月15日の7656人で(昨年は8月13日の8201人)。土曜・日曜・祝日および平日の登山者数平均は、休日=4819人、平日=2630人だった。