山梨県富士河口湖町にある「登り坂ホテル」の新館1階に7月25日、富士山の溶岩でできた溶岩窯でパンケーキを焼く「富士山パンケーキ」がオープンした。
看板メニューの「富士山パンケーキ」(980円)はマスカルポーネとリコッタチーズを使い、「口の中でとろっとした触感を味わえ、チーズの爽やかな風味が口の中に広がる」という。富士山溶岩窯は外側がレンガ、内側が溶岩でできており、「蓄熱力に優れているので均等によい温度加減で焼ける」と同店担当者。「パンケーキの生地や生クリームは混ぜる回数によって柔らかさに違いが出る。温度の加減や素材によって微妙にふくらみが違い、苦労した」と振り返る。
「4月にカレー屋でオープンし、3カ月でパンケーキ屋にリニューアルは大変だったが、窯はもちろん、食材選び、生地からソースまで手作りでこだわっている。ふっくら、しっとりとしたおいしい窯焼きパンケーキを食べに来てほしい」と呼び掛ける。
営業時間は10時~21時。9月までは山梨の桃を使って限定パンケーキも提供する。