富士山2合目に位置するスキー場「イエティ」（静岡県裾野市）は10月6日、今シーズンの営業を開始する。

毎日約650トンの雪を作るICS

　屋外スキー場として19年連続日本一早くオープンしている同スキー場。昨年は10月21日のオープンで、今年は最速記録を大幅に更新する。

　気象庁によると、昨年の10月6日の最高気温は東京で30.6度、静岡・御殿場は28.1度だったという。そんな気温の中でもオープンできるよう、同施設では外気温に関係なく造雪ができるICS（アイスクラッシュシステム）を導入している。

　オープンの約2週間前から、ICSを24時間フル稼働させ毎日約650トンの雪を造り出し、当日には全長約1キロのゲレンデを完成させる予定。

　オープン当日には毎年恒例の仮装イベントを開催。10時までに仮装で来場すると、当日の入場滑走料（リフト1日券）が無料になる。

　11月初旬には、メインゲレンデ脇にパークをオープン。初心者でも遊べるアイテムを中心に、上級者も楽しめるようバリエーション豊富にアイテムをそろえ、ナイターも営業するという。11月下旬にはそり専用ゲレンデ・キッズルームを、12月下旬にはファミリー専用ゲレンデもオープンさせる。

　営業時間は9時～21時（土曜・日曜・祝日は8時～）。オープニングセレモニーは9時50分から。11月からは、オールナイト営業日も設定する。2018年4月8日まで営業予定。