御殿場市(静岡県)・山北町(神奈川県)・小田急電鉄・JR東海は世界文化遺産「富士山」と「桜」が楽しめる「春のごてんば」の旅を企画、4月8日・9日には臨時特急「富士山トレインごてんば」号を初運転する。
御殿場を代表するお花見スポットの秩父宮記念公園とその周辺で毎年開催している「御殿場桜まつり」に合わせて、小田急新宿駅からJR御殿場駅間で運行する同特急。各日往路のみで、全車指定席。
車内では車内アナウンスでの御殿場市長による観光案内(8日)や、小田急電鉄とJR東海乗務員によるフォトセッション、子ども用の制服・制帽を貸し出しサービスする記念撮影、御殿場市による御殿場地域の特産物や地ビール、おつまみ類の販売などを展開。
御殿場市、山北町、小田急電鉄、JR東海によるパンフレット配布などの観光PRコーナーも車内に設置。御殿場市によるノベルティや、パンフレット、御殿場市指定の各施設を割引などで使える同市エリアマップも配布する。
JR御殿場駅では桜の花が入った桜茶のウェルカムドリンクを提供するほか、ご当地ゆるキャラによるお出迎えも行う。
特急券1枚につき1人1枚、車内で「記念乗車証」を進呈。表面は都庁、富士山、桜並木を走行する特急ロマンスカー・MSE60000形(富士山トレインごてんば号)をあしらったデザインで、裏面は今回の停車駅である山北駅付近の桜並木のデザインとなっている。
小田急トラベルでは、「富士山トレインごてんば」号などを使って御殿場市と山北町の鉄道施設などを巡る商品を発売。価格は、大人=1万2,900円、子ども=9,900円。
運行時間は、小田急新宿駅8時40分発、JR御殿場駅10時26分着。