指定の地点から富士山が見えるかどうかを判定するスマートフォンアプリ「富士山可視判定&ダイヤモンド富士日時計算」が6月18日、リリースされた。
同アプリは、指定の地点から富士山頂までの距離と方角が分かるほか、今後1年以内のダイヤモンド富士やパール富士の見える日時が分かる。持ち運び可能な端末で使用できるので、外出先からピンポイントで可視判定ができる。富士山を見ることが好きな人、富士山の写真を撮るのが好きな人はもちろん、日本を訪れる外国人観光客にも使ってもらいたいという。
「富士山はとても身近に感じられる山で、富士山が見えると1日良い気持ちで過ごせる」と製作者の「Kanzaki」さん。田代博さんの「富士山可視マップ」を使って300キロメートル以上離れた場所から富士山の撮影に成功したという話を聞いたことがきっかけで、アプリの構想を練り上げた。
「間近に見る壮大な富士山もすてきだが、見えそうもないようなところから思いがけずに見えるととても幸せな気分になる。意外な場所から見える富士山を見つける手助けになれば」と思いを語る。
「ダイヤモンド富士やパール富士の日時を計算して表示するので、富士山の写真を撮る方にはぜひ試してほしい。地図上には現在地も表示されるので、尾根道を歩きながらピンポイントで撮影ポイントを見つけることができるかもしれない」と利用を呼び掛ける。
利用無料。Androidに対応。iPhoneやiPad向けの開発は現時点では考えていないという。