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富士市職員が独自スタイル「富士山カンパイ」考案、徐々に広まる

「富士山カンパイ」

「富士山カンパイ」

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 富士市職員の有志が、独自の乾杯スタイル「富士山カンパイ」を考案し、徐々に広がりを見せている。

「富士山カンパイ」ロゴマーク

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 「富士山カンパイ」とは、富士山の姿を描くようにグラスに両手を添えて乾杯するスタイル。2012年9月に同スタイルが出来上がり、世界遺産登録を控える2013年9月から広め始めた。フェイスブックを活用し「『富士山カンパイ』プロジェクト☆」を立ち上げ、仲間を募っている。賛同者は現時点で約500人。

 「富士市から見える富士山は向かって右手に宝永山が見えるので、グラスに左手を添えたときに指を少し立てて、宝永山を形作ってもらえたら」と富士市観光課富士山・シティプロモーション推進室の小林さん。

 富士山が世界文化遺産に登録されてちょうど1年に当たる6月22日に、市内の3つの会場で同時に「富士山カンパイ」をするイベントも行った。市を挙げたイベントは初めて。今年は世界遺産登録1周年ということで、同市観光課に「富士山・シティプロモーション推進室」ができたことから「せっかく面白い乾杯の方法があるので、それで何かできないか」と企画したという。

 「富士山カンパイ」は、2012年9月に行われた市職員研修の交流会の中で、講師だった福岡県の今泉重敏さんと同市職員の有志が考案した。今泉さんは「目からウロコのまちづくりの仕掛け人」と呼ばれている。

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