富士山地域の生産者やメーカーの「チャレンジ」と「交流」をテーマにしたカフェ・ショップ「富士宮チャレンジ交流ステーション『まるCafe』」(静岡県富士宮市宮町)がオープンして2カ月がたつ。運営はカボスメディアワークス。富士宮市の「平成25年度・民間提案型起業支援事業」で商店街空き店舗活用事業の採択を受けている。
店舗面積は20坪、席数は12席。富士山地域の生産者、中小メーカーの商品開発・販路企画の「手伝い」をしようと今年4月5日にオープン。地域の名産・特産・各種製品・工芸品をセレクトして販売するほか、地域の学生と生産者やメーカーとのタイアップを行い、商品の企画やネーミングなどを行う。有用な企画やアイデアは同カフェで継続的に取り扱い、収益の一部は学生たちの学びへの再投資や社会貢献事業への寄付などに充てる。
同店の田邉さんは「富士宮や富士山の地場産品を使ったスムージーやデザートなどを提供するカフェと、富士山に特化したお土産物・ギフトショップを併設した新しいスタイルのお店。富士山世界文化遺産の登録を機にますます注目が集まる富士山エリアのさらなる魅力づくりの拠点として、日々新メニューや商品の開発に取り組んでいる。無線フリースポットや携帯充電器も完備しているので利用してほしい」と来店を呼び掛ける。
同店で取り扱う「富士山土産」は、「フジキャンドル」(1,340円)、「富士山ナンバーボルト」(1,620円)、「富士山ネクタイ」(6,270円)、「富士山ようかん」(1,080円)、「富士山酒器セット」(1,620円)など。
提供するドリンクは、同店「おすすめ」の地元富士宮産いちごを使った「いちごスムージー」(370円)のほか、「ホットコーヒー」(300円)、「アイスコーヒー」(S=200円、L=300円)、富士宮産の茶葉使用の「和紅茶 ホット」(300円)、「富士山サイダー」(350円)、「バイエルンマイスタービール プリンス」(600円)など。フードは「富士の鶏チキンウインナードッグ」(280円)など。
営業時間は10時~18時。水曜定休。