スキー場「ふじてんスノーリゾート」（山梨県鳴沢村）が5月3日から、今シーズンのサマー営業を始めた。

マウンテンボード

　同施設ではサマーシーズン期間中、マウンテンバイク（MTB）やサバイバルゲームのほか、5種類のグリーンスポーツが楽しめる。

　マウンテンバイクコースは初級から上級まで9コースを用意。「転倒しても比較的安全」という芝生のコース「グラスホッパー」や林の中のコースなどで、経験が少ない初級者でも「気軽に」チャレンジできるようにした。

　サバイバルゲーム・フィールド「Fuji Forest Force（エフスリー）」は、サバイバルゲームが楽しめるエリア。「市街地戦」を想定し、壁や廃車設置した「マッドフィールド」と、富士山の自然を生かした「ジャングルフィールド」の2エリアを用意するほか、今年から新たに「ジャングルフィールド」に「セーフティーゾーン」を設けた。

　グリーンスポーツは、標高約1300メートルの芝生のゲレンデで行うスポーツ。3つのタイヤに座席シート・ハンドル・ブレーキが付いたソリ「ポッカール」、子ども専用のペダル無し練習用自転車「ランニングバイク」、ハンドルとブレーキの付いた四輪車「マウンテンカート」、芝の上をキャタピラの付いた板で滑る「グラススキー」、4つの車輪が付いた板でスノーボードのように楽しめる「マウンテンボード」をそろえる。

　広報担当者は「一昨年からMTBプロライダーの高橋大喜が常駐している。コースの監修だけでなく、初級者や初めてマウンテンバイクに挑戦する方にも安全に楽しんでいただけるよう『初心者webスクール』にも力を入れている」と話す。「『グラススキー』は、スキーヤーの夏場のトレーニングとして、特にカービングの基礎練習にはぴったり。『マウンテンボード』はサーファーやスノーボーダーのトレーニングとして人気がある」とも。

　営業時間は9時～17時（サバイバルゲームは8時30分～16時30分）。金曜定休（スポーツにより別途定休日あり）。料金は、リフト料金1日券＝4,000円、マウンテンバイク・スキルパーク1日使用料＝2,000円など。各種レンタルあり。10月30日まで。